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[すぺしゃる研究課題っ]iclさん(男性)
2013/02/28
[iclさん(男性)]
会場の照明が落ちる。
2月10日という日をずっとずっと楽しみにしていた。
名前も知らない隣のアナタ、こと「新宿BLAZE」を埋めた満員のLiSAッ子たち全員が同じ気持ちだったと思う。
『リアルLiSAッ子祭〜ちょこちょこちょこっ〜』昼の部が始まろうとしていた。
【何かが起こる!?】
最初のサプライズはなんと場内アナウンスから。
イベント中の注意事項をお知らせしてくれたのはゴースト・リサス!
ジョークを交えて一同を沸かせつつ、開始前からとびきりのスペシャルを予感させてくれた。
【ツインテール!】
LiSAはいつもデート(LiVE)でたくさんの笑顔やドキドキやHappyをくれるけど、毎度のお楽しみのひとつにカワイイ&カッコイイ衣装がある。
昼の部のLiSAはLiVEで初お披露目だというツインテール姿で登場し、1曲めの『oath sign』から会場は大興奮。
今日という日が最高にならないわけがない!
予感は確信に変わった。
2曲目にはみんな大好き『WiLD CANDY』で楽しく星をフリフリ。
続いてはうってかわってしんみりとしたバラード曲『一番の宝物』を歌い上げる。
人気曲が次つぎと流れては、「この先どうなってしまうんだろう!」というワクワクはもう止まらなくなっていた。
【カバー曲の完成度が凄い!】
LiSAはこの日ご自身の曲だけでなく、事前に募集されていたリクエストからカバーして数曲を歌ってくれた。
昼の部は、
・Perfume『チョコレイト・ディスコ』
・supercell 『君の知らない物語』
・桜高軽音部 『Dont say "lazy"』
の3曲。
いずれも新鮮で、普段は聴けないスペシャルを堪能することができた。
鏡の前でふりを完コピするまで練習したという『チョコレイト・ディスコ』はバレンタインにぴったりの曲で、その完成度も高く、ツインテールがきまった愛らしいLiSA(もちろんLiSAはどんな格好でも魅力的だけど)と相まって、最高にかわいらしい1曲になっていた。
LiSAの「♪チョコレイト」に続けるLiSAッ子の「ディスコ!」の掛け合いがまた会場を大いに盛り上げた。
『君の知らない物語』はTVアニメ『化物語』のEDテーマソングとして人気があり、ストーリー性のある歌詞とドラマチックな展開が心に響く曲だ。
私の気持ちですと言って歌い始めたLiSAの、吐き出すような(筆者の大好きな)声で歌い上げる『♪笑った顔も 怒った顔も 大好きでした』の部分は感動的なほどだった。
『Dont say "lazy"』はTVアニメ『けいおん!』のEDテーマとしてスタイリッシュな映像とともに一世を風靡した曲だ。
LiSAの持つそれとはベクトルの違うこの曲のかっこ良さを、損なうことなくLiSA色に染め上げて歌いきり、会場はただただ聴き惚れ、また一体となって沸き上がった。
【超豪華プレゼント抽選会!】
デート(LiVE)の途中、サイン入りチェキプレゼントの告知や、チケットの整理番号を使った抽選会が行われた。
抽選会の豪華賞品は
1.『リアルLiSAッ子祭〜ちょこちょこちょこっ〜』ポスター 10枚
2.『LiVE is Smile Always~LOVER"S"MiLE~in日比谷野外大音楽堂』で会場に飾られていた特大パネル2枚(!)
3.『LiVE is Smile Always~LOVER"S"MiLE~in日比谷野外大音楽堂』でLiSAが着ていた衣装 1着(!!)
とどれもこの上ないスペシャルなプレゼントで、紹介のたびにLiSAがプレゼントにひとつひとつキスしていくと盛大な歓声が沸き起こった。
最高のHappyあふれる会場で最高のLuckyをも手にする13名の発表にみんなが期待し胸を高鳴らせた。
1人1人と発表されていくたびに、少しばかり羨ましい気持ちと、心からのおめでとうを込めた拍手が会場を包んだ。
またこの小休止の間に、いつもLiSAとともに最高のLiVEを作り上げてくれるバンドのラーメンズのメンバー紹介も、普段よりちょっと詳しく行われた。
LiSAが名前を言い間違えたり(!?)、ギターのCO-Kさんの人気にすねてみたり(!?)なハプニングもありつつ、笑顔の絶えない紹介で、暖かな空気と結束と信頼感を感じることができた。
こんなふうに歌以外でもめいっぱい楽しませてくれたことにもスペシャルを感じた。
【怒涛の後半戦!】
抽選会のあとは4月リリースの新曲『best day, best way』もLiSANTALAND以来のフルを披露し、世界中を巻き込まんばかりの勢いに乗ってデート(LiVE)は後半戦へ。
走りだした心はもう止まらない!
とにかく盛り上がる曲のラッシュラッシュが始まる。
キミもワタシも『ROCK-mode』でたりらたりら。
『君の知らない物語』『crossing field』『Dont say "lazy"』とアニソン3曲。
LiSAッ子は跳びっぱなし手は上げっぱなし、それでもみんな疲れを知らず、声はかれること知らず、会場の熱は上がっていく一方で、フィナーレまで突っ走る!
ラストの『ジェットロケット』がかかればLiSAッ子の体はみんなロケット、靴紐はオーケイ、渾身のジャンプで天をつかんばかり飛ばずにはいられず『3,2,1,GO!!』、『♪ランランランラ……』の大合唱であっという間の最高の時間は幕を閉じた。
【最後のサプライズ】
デート(LiVE)終了後にはまたもリサスが声のみのご登場。
本当に最後の最後まで楽しませてくれた。
さらには退場時にLiSAから全員に手渡しでチョコレートとトレーディングカードのプレゼントがあるという。
LiSAにひと声だけでもかけられるチャンスはそうない。
ぼくは手渡しのあいだのほんの僅かの時間、どうにかうまくいまの気持ちを伝えたくて、ごちゃごちゃの頭で必死に考えて、浮かばなくて、自然と出てきた言葉はただただ単純に「ありがとう」だった。
「最高でした、ありがとうございました」とだけ伝えることができた。
あの時はうまく言葉が出て来なかったけれど、今でもうまく言う自信がないのだけれど、LiSAがいつも最高な時間をくれるから、ぼくは毎日ほんとうにHappyな日々を過ごせる。
LiSAがぼくらの笑顔の理由でいてくれるから、優しさと思いやりを大切にする気持ちを教えてくれるから、大変なことつらいことだってある毎日を、笑える理由を探して、誰かと一緒に笑って過ごしていける。
それがぼくがLiSAを、LiSAの歌を、好きになった原点でした。
LiSAはLiVEを最高の時間にするためには優しさと思いやりが必要だという。
この日、2月10日が最高の時間になったのだって、優しさと思いやりをいっぱい感じた、あの一体となった会場のすべてが、最高に楽しむんだっって気持ちを共有していたからなんだ。
『リアルLiSAッ子祭〜ちょこちょこちょこっ〜』はそんな、ほんとうに、ほんとうに最高の時間をくれた。
だからみんなで、声を揃えて、同じ気持ちで、心の底から叫ぶことができるんだ。
「今日もいい日だっ!」って。
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