MEMBER'S NEWS
SUZUKI'S ROOM(1)
2011/04/07
「機材紹介Part.1」
▼[1]
使っているキットはdwのdrummer's choice。
木目そのままのシェルに金色のフープがかわいい。
サイズは22inchバスドラ、16inchフロア、12inchタム。
シンプルなセットです。
高校生の時から使っていたスタジオのセットを、去年末に店長に直談判して売ってもらう。
しかし既にもう別のキット購入を検討中という見切りの早さ、というかただの衝動買い。
タムは良いんだけどキックのロウ感が乏しかったです。
ちょっと壊れてたんかなあ。
▼[2]
2011年頭からやっているレコーディングで使っているスネア達。
上からludwig400、gretchスチール、gretch12inchバスウッド、negi drumsメイプルです。
ludwig400はつい最近までレコーディングもライブもメインで使っていたけれど、今は2番手の立ち位置。
今の1番手はnegiのメイプルです。
渋谷ドラムステーションに有るスネアの気になったやつ30台を並べて試奏、勝ち抜きトーナメントをしたところ、このnegiさんが優勝しました。
しかも新品でも5万円しないという、オススメスネア。
しかし楽器には個体差といって、同じ物でも音が違う場合が有るので注意。
木も一つとして同じ物は無いしね。
ちなみにludwig400も名器でしかない。
negiは繊細なレコーディングで大活躍。
ludwigは大音量の中でもちゃんとマイクで拾ってくれるのでライブで大活躍。
▼[3]
シンバルは全部ジルジャン。
手前からスプラッシュはZXT10inch、ZHT8inch。
ハイハットはnew beat14inch。
クラッシュ16inch、Aシリーズのロッククラッシュ。
ライド20inch、Aシリーズのロックライド。
クラッシュ18inch、Aシリーズのロッククラッシュ。
チャイナはA custom 20inch
ジルジャンさんと契約させてもらってることもあって、全部ジルジャンです。
しかしユニゾンみたいに音像の激しめなバンドの場合、ジルジャンは大音量にも負けずにヌケて出てくるので、僕らに合っていると思います。
その分繊細な響きだったり、ビンテージっぽいくすんだ感じは無いですが、それは善し悪しではなく個性。
音楽性、人間性に合わせて選びませう。
Aシリーズは、王道なシリーズだったので最初は避けてたのですが、やはり王道と言われる物は質が良いってことです。
避けててすみませんでした。
ちなみにセッティングは段々と右上がりになってるんですが、ただ見た目がかっこいいんでそうしてるだけです。
シンバルは置く位置によって、聞こえ方やマイクの拾い方が変わるのですが、そこまで厳密にしなくても良いかなあと思ってます。
ちなみにレコーディングのときは音を重視して、全体のシンバルの位置を調整します。
チャイナが少し高すぎてマイクで拾い辛いので、低くするくらいですけどね。
▼[4]
ハイハットの横にタンバリンを置いてます。
ブログに登場したタンバリンはこいつです。手に持って叩くことも出来ます。
▼[5]
今回のレコーディングではdwの5000のペダルを使いました。偏芯カムで、スピードとパワーが出るタイプです。
こいつは今まではずっとメインで使ってましたが、パワーと引き換えに操作性が少し独特な作りになってます。
なので、最近は素直な操作性とスピードを重視して、YAMAHAのダブルチェーンのツインペダルを使ってます。
国産は作りがしっかりしてるので、ペダルやシンバルスタンドは壊れづらくてとても好きです。壊れても国産は、部品がすぐ取り寄せられたり直しやすかったりします。
スネアやドラムセットなどの太鼓類は海外の物やビンテージものが好きです。
あ、でもスネアのnegiは国産でした。
ビーターはダンマーのフェルトに変えてます。
同じフェルトでも固さも重さも違います。
僕は重いやつ使ってます。
あと重りを一個つけてパワーを出してます。
2個つけたら逆にパワーが無くなりました。これは楽器によって違ったり、他にも様々な要素が絡んでくると思いますので注意。
あとビーターの長さは、ちゃんと太鼓の真ん中に当たるようにしましょう。
スタジオやライブハウスのキックのヘッドの真ん中に貼ってあるドット。
あれ、よくズレてます。
あれに合わせるんじゃなく、ちゃんと自分で確認した方が良いです。音全然変わります。
▼総評。
とにかく試しに叩きまくる!
ネットや雑誌で少し知識つけたら、まず楽器屋に行く。
楽器屋でたくさん叩きながら、これはメイプルだなーとかこれは深胴だなーとか考えながら、感じながら、、そうすると耳が育つ。これはほんとに。
今まで聞こえなかったところが聞こえてきます。
聞こえてきたら、楽器選んだりチューニングしたりがどんどん楽しくなって、音の面でも自分を表現出来るようになります。
ちなみに俺は音のことよく分かりません。
こないだ3つ下くらいのplentyってバンドのドラムに機材のこと教えてもらいました 笑
ま、色々言いましたけど、楽しけりゃ良いんです。
これは決して浅くない、一つの大きな答えです。
ではまた次回!
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